百島(ももしま)
百島は瀬戸内海に浮かぶ広島県尾道市の離島です。
島の大きさは周囲約12キロ(面積約3平方キロ)の小さな島です。
2023年現在の島の人口は300人ほどになっています。
(住基ではなく、実際に百島で生活されている人数です)
本州及び隣接する島への橋はかかっていません。
尾道駅前桟橋より約45分(高速船では約25分)です。
備後商船の運行ダイヤ・寄港地については備後商船ホームページを御覧ください。
*備後商船以外に海上タクシーの手配が可能です。
▶海上タクシー新源丸
昔、桃樹が多く『モモシマ』と言われていたが、いつ頃からか『百』の字を使うようになったのが定説である。
しかし一説には、古くは磯島と五十島があり、地形変化で一島となった後百島に改めたとも言われています。
百島移住促進
尾道市の離島「百島」では、近年高齢化・過疎化が進んでいます。
定住促進に向けての取り組み
現在、移住者のための空き家・耕作放棄地などの調査を行っております。
定住に向けた支援金などの助成は現在のところありませんが、
有志が空き家や農地の斡旋や片付け・草刈りなどの支援を行っています。
離島(百島)のメリット・デメリット
メリット
- 静か
- 人が少ない
- 外部から隔絶されている
- 瀬戸内海にあるので海が穏やか
- 家賃が安い
- 周りが海なので釣り好きにはたまらない
- 自然の宝庫
- 夕陽が綺麗
- 渋滞が無い
デメリット
- 橋がかかっていないので本土への行き来に制限がかかる
- 船の時間に縛られる
- 船の欠航時には出入り出来ない
その他
助成金
百島町では、移住のための助成金はありませんが、
新規就農者に対する農林水産省が行う就農支援を活用することが出来ます。
詳しくは農林水産省のサイトを御覧ください。
暮らしの情報
●電気:中国電力より送電
●水道:尾道市上水道
●ガス:プロパンガス2社
●金融機関:JA・ゆうちょ簡易郵便局
●ネット通信・携帯電話環境:
各社光ファイバー通信が可能です。
無線では各社通信可能ですが、安定しているのはdocomoの回線になります。
●宅配便環境:
ヤマト運輸宅急便・ゆうパックは 毎日集荷配送。(フェリー欠航時を除く)
佐川急便・西濃運輸・福山通運などは百島丸が委託代行。
*ヤマト・ゆうパックについては離島料金はかかりませんが、
その他の運送会社では離島料金がかかる場合があります。
発送元運送会社にお問い合わせでください。
●生協:週1回配送
●新聞:中国新聞・読売新聞
●ガス・水道設備工事:1社
●電気工事:2社
●プロパンガス供給:2社
●建設工事:1社
この他、塗装業社、リフォーム業者さん数名
●診療所:百島診療所
百島診療所ホームページ
●幼稚園・小学校・中学校
百島幼稚園・百島小学校・百島中学校ホームページ
●バス:日曜祝日を除き、船の発着に合わせ、福田港←→泊港間を運行しています。
百島バス時刻表
島内にはコンビニやスーパーはありませんが、福田港にはJAがあり、
月・水・金 10:00~15:00 に営業しています。
(生鮮品の販売はしていません。)
JAのほかには個人店が3店舗あり生鮮品を含む雑貨などの販売をしています。
ヤクルト・牛乳・お豆腐・新聞の配達があります。
救急・災害時
病気や怪我などでの緊急時には百島診療所で対応しますが、救急搬送が必要と判断した時には尾道や福山の総合病院に救急搬送します。
救急搬送には尾道市消防局の救急艇で搬送します。
島内にはヘリポートもあり、緊急時にはドクターヘリによる搬送も可能な状態になっています。
日頃より県の防災ヘリ「メイプル」の離発着訓練なども行われています。
仕事の情報
介護職・建設業・農業従事者を募集しています。
耕作放棄地はたくさんあり、葡萄・イチジク・柑橘などの木がそのままの農地も少なくありません。
年々耕作を断念する高齢者も多く、農作物を引き継いでくださる方を募集しています。
求められる職種
カフェなどの飲食店
民宿・旅館
(2023年11月現在、貸別荘等は多数ありますが、食事付きの宿は1軒しかありません)
お土産物・土産物屋さん
介護タクシーなど
2017年には、料理屋「爺ちゃまクラブ」が、
2020年には田中屋がオープンしました。
詳しくは、百島Netお店情報でご確認ください。
YouTubeチャンネル
尾道移住ポータル
尾道市の行う移住支援サイト
尾道移住ポータルはこちらです。
http://onomichi-ijuportal.jp/