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移住後のスタイルを考える

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移住とナリワイ(生業)

田舎暮らしや2拠点生活を実践している人は増加傾向にあるようだし、移住にあこがれている人も多くなっているようですね。
このサイトを訪れてくれたということは、離島ぐらしに興味がああったり、過疎地への移住を考えていたりする方だと思いいます。
現在は都会に暮らし、日々のストレスで疲れ、のんびりと田舎で暮らしたい?都会の生活費の高いエリアから抜け出て、地価の安くて支出の少ないところで暮らしたい?老後はのんびりと田舎で暮らしたい?
理由は様々でしょう。
老後に年金生活をしながら、家庭菜園をしながら時給自足のようなライフスタイルを考えていますか?
カフェをしながらのんびり暮らしたなんていう人もいるかも知れません。
自給自足でも最低限の現金は必要になります。
どんなライフスタイルにしたいのかによって、選ぶ場所も変わってくると思います。
私の友人に、サラリーマンを辞め、半農半漁を始めた人がいますが、その人は、顔の見える取引を望み、漁ができ、農業ができ、そしてその産物を直接販売できるという条件から場所を選びました。誰それ構わず販売するスタイルなら、ネット通販などを利用すれば拠点となる場所はどこでも良いと言うことになるのでしょうが、直接届けるとなるとかなり限定されると言う事でした。百島は選択肢になかったのかと尋ねると、百島は海も畑もあるので半農半漁は問題ないが、産物を直接届けるというところで、市場が遠いため断念し、現在の地に拠点を築いたと言っていました。
自分がやりたいことに合致するのか?条件をよく考慮しないと、長く住むということが困難になってくると思います。
パソコン一つで仕事をこなし、居場所はどこでも関係ないので、景色がよく静かなところが良いなんて人もいることでしょう。この場合に必要なのはやはり通信環境でしょう。離島や過疎地ではネットインフラが整っているところはかなり限定されてくるとおもいます。
ここ百島は光ファイバーは来ていませんので、ブロードバンド通信はADSLになり、ポケットWi-Fiなどよりも速度は遅くなります。各社の無線アンテナはあるのでWi-Fi通信は安定していますが、日々の通信量が多い人には厳しいかもしれません。

例えば、現在はサラリーマンで、退職して田舎暮らしを始めてみたいなと考えているならば、どんなことをして生計を立てて行けばよいのか考えなくてはなりません。居住地を先に決めてそこでできるビジネスを探す?希望のビジネスがあって、そのビジネスに合った場所を探す?
ここ数年で百島に移住してきた若者たちは、場所を先に決めた人たちが多いようです。この場所でできることを柔軟にこなし、今のライフスタイルを確立していったように思います。
自分の好きなことはなんですか?
自分の得意なことはなんですか?
それは収入に繋がりますか?
どんな場所でできそうですか?
 先日、尊敬する先生が、「ナリワイをつくる」という本を読んで、僕のことが頭に浮かんだと言っていました。 

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

いまその本を読み勧めていますが、この本を読んで僕を思い浮かべてくれたなんて光栄です。
読んで思ったのは、ナリワイ(生業)がいくつかあれば、とりあえずは最低限生活できるくらいの収入は得られるのでは?ということでした。
移住を考えている人は、移住前に”ナリワイ”の練習をしておくと良いと思いますよ!(笑)ぜひ本書も読んで見てください。新しい発見があり、移住するきっかけにもなるかもしれませんよ。








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