定期船と海上タクシー
百島は橋が架かっていない離島のため、本土との往来は船舶になります。
定期船は備後商船の運行する「フェリー百風」と「ニューびんご」があります。
備後商船の運行時間は・・・・なので、備後商船の運行時間外に往来が必要な場合には海上タクシーの手配が必要になります。
百島島内には海上タクシーに対応している船は2艇あります。
定期船
備後商船
百島に就航している定期船は備後商船のみですが、
備後商船の運行する船は2種類あります。
1艇は「フェリー百風」で、車両積載が可能です。
もう1艇は客船の「ニューびんご」です。
ニューびんごには車両は積載出来ません。
(自転車や原付などの小型車両は乗船可能です)
どちらの船も航路は、尾道↔百島(福田港)↔常石 になります。
尾道~百島の間は、歌港・戸崎港・満越港があり、便によって寄港する便としない便があります。
詳しくは備後商船ホームページでご確認ください。
フェリー百風
総トン数:174トン
主機関馬力:734馬力×2基
速 力:11ノット
旅客定員150名
積載車両数:乗用車4台、トラック2台
就航年月:2015年3月10日
http://bingoshosen.co.jp/ship/
ニューびんご
総トン数:28トン
主機関馬力:570馬力
速 力:16.0ノット
旅客定員:90名
就航年月:1989年12月23日
http://bingoshosen.co.jp/ship/
車は2台?
車での移動が多い人は、車を2台持っている人が多いです。
近い港は、満越港と常石港。
高速船のニューびんごでは、どちらも約10分です。
フェリー百風でも2~3分プラスといったところです。
常石港・満越港には駐車場もあるため、駐車場を借りることで車をフェリーに乗せなくて済むため、フェリー代節約と乗船する便が増えます。
例えば常石港から福田港への移動を考えた場合、
フェリー百風は1日4便になりますが、ニューびんごを含めると1日10便あります。
車を港の駐車場に停めて人だけ船で移動すれば、時間が有効に使えるようになると思いますし、連休などで混雑していて車を載せられないときにも移動が可能になります。
日々の通勤などで車で本土に通ったり、買い出しなどで頻繁に往来する場合には、2台持ちのほうが経費を抑えることが出来ます。
海上タクシー
海上タクシーには車両の積載は出来ませんが、備後商船の運行時間外や欠航時には有効な交通手段になります。
新源丸
歌港(向島)・満越港・常石港
片道 5000円(税込み)1~11名
他の港は応相談
詳細は新源丸ホームページでご確認ください。
▶ http://www.h.do-up.com/home/maruzen/7yugyo/takusi.html
汰星丸
遊漁船の汰星丸も海上タクシー対応していますが、急な要望には対応していません。
要予約となります。
ご予約等はこちらから直接お問い合わせください。
自船
離島に住むのなら船があったほうが・・・
と、思う方も多いと思います。
定期船の運行時間外の移動が多いようなら、それも一つの手かもしれません。
しかし、車ほど手軽に停めておくことも出来ないということも考慮しなくてはなりません。
尾道には公共の桟橋がありますが、25フィート未満でも 1日1回の駐艇で、 1350円かかります。
http://uminoeki.onoport.jp/institution/
http://uminoeki.onoport.jp/rates/
百島の対岸にあるベラビスタマリーナでは、25フィートの場合2150円かかります。
http://www.bellavista-marina.jp/facility.html
こういった費用を考えると、毎日複数の人数で利用しない限りは定期船のほうが安上がりということになります。
趣味や仕事でも日々利用するのであれば、船があるのは非常に便利だと思います。
自分の船を持つこと。
車を島内用と本土用の2台所有することなど、
移住する際のライフスタイルに合わせて考えてみてください。